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色のイメージ

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前回に続き、色のおはなしです。
前回は色の組み合わせの大切さについて触れましたが、今回は具体的にそれぞれの色にどんなイメージや心理的効果があるかをご紹介します。

赤…情熱的・活発・興奮

赤色には生命を感じさせるエネルギッシュなイメージがあります。心理的効果としては、興奮作用、食欲増進や暖かさを感じる効果があります。

  • 活動的に過ごしたい場所や、寒さを和らげたい場所に効果的です。
  • 鮮やかな赤は興奮作用が強いので、落ち着きたい場所ではアクセントカラーとしてワンポイントに留めておきましょう。
  • 補色の緑と組み合わせるとバランスが取れます。
  • ベースカラーに使用する場合は、深めの落ち着いた赤やダークトーンの赤を使用し強い印象を抑えます。

ピンク…女性的・柔和・若さ

ピンク色は優しさや愛情を感じる色です。心を穏やかにし、緊張を和らげる心理的効果があります。美容にも関係が深いといわれています。

  • 女性的な、柔らかい印象を持たせたい空間に適しています。
  • ビビッドなピンクは目を引くので、アクセントカラーとして使いましょう。
  • ベースカラーに使用する際は、淡いピンクだと女の子らしい空間に、紫よりな青みがかったピンクやベージュピンクで落ち着いた気品ある空間になります。

橙…家庭的・活気・親しみ

橙色はポジティブなイメージを持ちます。赤よりも強い食欲増進作用があり、赤と黄の中間の暖かさ、明るさを感じさせます。色の中でも好き嫌いが少ない無難さがあります。

  • 家族団らんの空間や人の集まる賑やかな空間に適しています。
  • 赤み・黄みの強さによって、赤より・黄よりの印象を持ちます。
  • 鮮やかなほど活発な子供らしく、深く暗いほど落ち着いた大人らしい風合いです。

茶…堅実・温和・やすらぎ

茶色は木や大地といった自然を連想させる落ち着いた色です。他の色が映えやすく飽きのこない色で、居心地の良さや温もりを人に感じさせます。木は、住まいから家具・インテリアまでなじみ深い茶色の素材です。

  • どんな色とも調和しやすく主張も控え目なので、様々な空間に使用できます。
  • ベースカラー・アソートカラーに適していて、アクセントカラーがより際立ちます。
  • 茶色にも赤みがかったものや青みががったものがあるので、統一性を持たせる場合にはトーンを合わせましょう。

黄…幸福・楽しさ・明るさ

黄色は光を連想する最も明るい色です。心を弾ませたり、空間や物を明るく見せる効果があります。集中力や判断力などの知性にも働きかけると言われています。

  • 日が差さない部屋やサニタリーなど明るさを感じたい・暗く見せたくない空間、集中して作業をする空間に向いています。
  • はっきりした黄色は注意を促す際によく使われるように認識しやすい色ですが、多用すると圧迫感が出てしまいます。
  • 淡いトーンのクリームがかった黄色は、解放感がありベースカラーにも使えます。

緑…自然・堅実・和やか

緑色は森や草木を連想させる自然の色です。人に安心感を与えリラックスさせる効果があります。他の色との調和も取りやすく、インテリアに使いやすい色といえます。

  • リラックスしてくつろぎたい空間に向きます。
  • 多面積で使用したり、色味が深いほどやや重苦しいイメージになります。
  • ベースカラーやアソートカラーに使用する場合は、赤などコントラストのはっきりでる色を取り入れて空間をまとめます。

青…誠実・知性的・落ち着き

青色は空や海を連想させる色で、明るさ、濃淡によってさわやかなイメージから落ち着いたイメージと大きく表情を変えます。集中力を高めたり、睡眠促進や鎮静作用、寒さを感じる効果があります。また、広がり・解放感も感じさせます。

  • 寝室などの落ち着きたい空間、集中したい場所や圧迫感を感じたくない場所に向いています。
  • 淡め、薄めの青をベースカラーとして使うとさわやかで開放的な空間になります。
  • 鮮やか・明るい青は男の子らしい快活な印象を、暗め・深めの青は落ち着いたシックな印象を持ちます。

紫…神秘的・高貴・二面的

紫は赤と青、相反する色でできた二面性のある色で古くから高貴な色とされてきました。想像力や感性を刺激したり、精神を高揚させる効果を持ちます。

  • 気品を出したい空間や、想像力を搔き立てたい芸術の場に適しています。
  • 赤・青の強さ、濃淡で印象が大きく変わります。空間や目的に合わせて選びましょう。
  • 補色の黄色と合わせると、主張を抑えます。

白…清潔・純粋・新しい

白色は混じりけのない清潔感あるイメージを持つ色で、空間を明るく開放的に見せたり、物を柔らかく軽く感じさせます。心や気持ちを入れ替えてくれる色でもあります。どんな色とも合い、全体を馴染ませます。

  • ベースカラーに適していて、インテリアの色・デザインを映えさせます。
  • ベースカラーが有彩色の場合、アソートカラーやアクセントカラーとしても効果的です。
  • 空間を白で統一すると無機質で生活感が希薄な印象になります。日常的なスペースには、適度に色を取り入れましょう。
  • 白が強すぎると、目を疲れさせたり落ち着きがなくなります。照明で明るさを調節するなどの工夫をしましょう。

灰…調和・都会的・落ち着き

灰色は曖昧ながら協調性のあるイメージを持ちます。控え目でどんな色とも合いますが、黒ほどでないものの暗さや圧迫感を感じさせます。

  • 主張がないので様々な場所で使えます。ベースカラーとして使うと無機質な印象の空間になります。
  • 灰色を前に出す場合は、モノトーンで統一しましょう。
  • 青みががった灰色は、黒に近い性質を消してくれるのでインテリアだけでなくベースカラーにも使われます。

黒…高級・男性的・威厳

黒は未知や無限を象徴する色です。空間を暗く狭く・物を硬く重くと、白と対称的な性質を持ちます。どんな色とも合い、全体を引き締め他の色を際立たせます。

  • AVルームなど光を取り込みたくない部屋にベースカラーとして使われます。
  • 通常のスペースのベースカラーに使用する場合は、一面や下半分など一部に使うと暗く圧迫感のあるイメージを和らげつつインテリアを強調できます。
  • 黒色でも曲線のあるものは重い印象を和らげます。

インテリアにおける色の使い方はファッションとはまた少し違ったものです。
ですが組み合わせや見せ方で印象を変える点では同じなので、ぜひ「インテリアの色」にも気を配ってみてくださいね。
次回は実際のお部屋のコーディネートを見ていきたいと思います。